5号館を出て

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# by stochinai | 2007-04-22 01:02 | コンピューター・ネット | Comments(2)

33個目の石

 朝日新聞の隅っこに写真があり、説明に「石は33個」と書いてあったのが目にとまりました。朝日コムにも写真と記事がありました。叱られるかもしれませんが、うれしかったので転載しちゃいます。事件の第一報を書いた時とは、ずいぶん状況が変わってきています。
33個目の石_c0025115_061156.jpg
 記事
には、「AP通信によると、学校の広場に死者をしのんで33個の石が半円状に置かれ、星条旗などが供えられた。置かれた石は前日までは32個だったが、チョ・スンヒ容疑者(23)の分が加えられたようだ」と書いてありました。

 犯人の学生も、多くの被害者と同じくバージニア工科大学の学生でした。彼は小学生の頃に家族と一緒にアメリカに移住してきたということですが、彼の英語はさなえさんがおっしゃるように、かなり訛も強くアメリカ社会にとけ込んでいたとはとても思えないものだったようです。自分の言っていることが相手に通じないと、だんだんと無口になっていく気持ちは、アメリカ人に囲まれて暮らしたことのある日本人なら誰でもがわかることですね。

 おまけに、あのアメリカ人のまわりにも強制する「明るい」社交性についていけなければ、あの国で暮らすのはかなりのストレスになったのかもしれません。ニューヨークやカリフォルニアなどの大都会ならばいろいろなコミュニティがあって、逃げ込むところもありそうですが、バージニアではそれが難しかったのかもしれません。

 しかし、どんな不幸な状態に置かれていたとしてもこのような犯罪を正当化する理由にはなりません。同じような事件が日本で起こったとしたら、マスコミは総力を挙げて犯人バッシング報道をするでしょうし、犯人の家族も生きていくことが困難な状況に追い込まれることは想像に難くありません。

 アメリカでも、どうやら両親は現地を去ったようですし、似たような対応をされることもあるのでしょうが、報道を見る限り、国を挙げての犯人バッシングや韓国バッシング、アジア人バッシングは起こっていないようです。日本で、もし同じような事件が起こったら、韓国人たたき、来日アジア人たたきが起こるような気がしてなりません。

 どこまで信じて良いのかわかりませんが、移民が集まって作られた彼の国では、永住権(グリーンカード)を得た人は「アメリカ国民」として受け入れられるという雰囲気があるのかもしれません。

 たとえ憎むべき犯人であったとしても、バージニア大学の一員として一緒に追悼してもらえるのだということを犯行の前に知ることができていたら、この事件は起こらなかったと思います。そして、たとえニューカマーだとしても、アメリカ人としてこの家族が受け入れられているということを知ることができたら、そこに「愛国心」というものが生まれるような気もします。

 事件のすぐあとに、大統領までもが駆けつけて犠牲者に対して最大級の追悼式ができてしまうこの国を見た時には、この国が常に臨戦態勢にあるという感慨も湧くのですが、それと同時に犯人も被害者の一人であるという認識を持った人がある程度存在して、その人達による追悼の石の追加に対しても目に見えた反発が起こっていないところを見ると、いろんな意味で日本という国の未熟さとアメリカという国の懐の深さのようなものを感じてしまいます。

 確かに刀狩りのように完全に銃を取り上げてしまうことができるのであればこのような事件を防ぐことはできるのでしょうが、そんなことではなく太陽の光のように人の心を温めることで犯罪をなくしていくほうが間違いなく有効だし、ベターな方法なのだということを再確認させてくれるエピソードだったと思います。

 事件が起こるたびに、少しずつ賢くなれるならば、犠牲になった方々の死も人類の歴史から見ると決して無駄にはならなかったと言えるのですが、我々は後生の人達にそういって胸を張ることができるでしょうか。
# by stochinai | 2007-04-21 23:59 | 大学・高等教育 | Comments(1)

なかのひと(続き)

 昨日までの結果だけでもかなりおもしろかったのですが、それからまた1日蓄積されると非常に興味深い結果になってきています。昨日と同じようにアクセス一覧のところを切り出してみると、新しい組織がどんどんふえるとともに、フォントがどんどん大きくなってきている組織もあり、なんだか全国大学・研究所ランキングみたいな雰囲気が漂い始めております。(クリックすると大きく表示されて、小さな字も読めるようになります。)
なかのひと(続き)_c0025115_22363782.jpg
 もちろん何のランキングかというと、ここをご覧になる方の数のランキングなので、研究ランキングなどとは何の関係もないのですが、これだけ大学や研究所そしてたまに文科省とか会見検査院、特許庁などが並ぶと、なんだか権威がありそうなランキングに見えてくるから不思議なものです。

 拡大してごらんになるとわかりますが、組織の後に数が出ているのはアクセス数(いわゆるPVなのか、アクセス人数なのかは不明ですが、後者かな?)が5以上のところで、それ以下の1~4まではフォントの大きさの差だけで表されております。

 これは、あくまでもドメイン名を解析しているだけなので、地にちらばった支部組織などをひとつのドメインで管理しているところは、一カ所からのアクセスとして表示されますし、地図上でもひとつの建物しか示されません。たとえば、つくば、和光、横浜、神戸などにちらばっている理研の場合も、下の図のように丸の内にある本部(?)の位置が表示されます。
なかのひと(続き)_c0025115_2250544.jpg
 というわけで、具体的にどこの建物からアクセスがあるのかという情報が得られるわけでもありませんので、ポスドクの方などが「実験をさぼってこんなくだらないブログを読んでいる」ということなどがばれて、追求されるというような心配はありませんので、どうぞご安心下さい。

 それにしても、この調子で増えていくと一週間後はもう一画面では収まらないくらいになりそうな予感がします。試してみるまで何が起こるかわからないというのが、ウェブのおもしろさでもあり、また怖さでもありそうですね。

 ちょっと手抜きですが、今日はここまでにします。
# by stochinai | 2007-04-20 22:59 | コンピューター・ネット | Comments(7)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai