5号館を出て

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産経に斬られる

 3月6日の書評記事ですが、今発見しました。まさかベストセラーと呼ばれるとは思っていませんでしたが、斬られてありがたい一撃でした。

 【ベストセラーを斬る】『新しい高校生物の教科書』栃内新、左巻健男編著

 ほかにもいくつか書評を見つけました。ありがとうございます。

 《オロモルフ号の航宙日誌》2006/03/04 (土) オロモルフ号の航宙日誌1165『高校生物』

 【肉を】〈愛国=共産〉路線《天國》逝き【喰わせろ!】 2006-03-06 瞳のみで笑えば世界が凍る

 東川端参丁目の備忘録■[本]ジュンク堂池袋本店

 Moonshineの日記 文系 2

 読み捨てられた本ども 24 Feb. 2006 (Fri) 新しい高校生物の教科書

 つきいち日記別館 どんな大著もトホホな作品も、たったのひとこと書評集 新しい高校生物の教科書

 毀誉褒貶さまざまですが、読んでいただきコメントをいただいたことだけでも感激です。
# by stochinai | 2006-03-13 15:58 | 教育 | Comments(4)

生協食堂の食い放題パス

 「生協の白石さん」のおかげで、今年は生協への就職を希望する学生が多いのだそうですが、どうせ就職するなら職場も楽しい方が良いに決まっています。

 大学の大衆化とともに、生協も昔のように「学生の生活を守ります」みたいな質素で地味な存在ではなく、そこそこ明るく楽しい大学内のサービスステーションというふうに脱皮してきているように感じることもあります。

 そんな生協の食堂が、今までありそうでなかった年間パスポート「ミールカード」の発売を開始しました。

 「ミールカードとは食堂年間利用定期券です」ということですから、要するに食い放題パスのようです。聞いた時の第一印象は、食堂で一年中バイキングでも提供するのかな、でした。

 説明を読んでみるとちょっと違うようです。

 ミールカードには、税込み14万円のものと16万円の2種類があり、14万円タイプのものでは1日の利用限度額が800円までで、16万円タイプのものはそれが1000円ということです。生協食堂で販売しているものであるならばなんでも買えるとのことですが、1000円では1日の全食事をまかなうのはちょっと足りないかもしれません。

 しかし、限度額を越えた場合には現金等(生協ではプリペイド・カードやクレジット・カードが利用できます)で払えるということですので、毎日生協食堂で800円あるいは1000円を越える食事を取っている学生(さすがに教職員では、そこまで生協に依存している人は少ないでしょう)だったら、もとを取るのは簡単だと思います。

 もちろん、年間パスといっても生協食堂は年中無休で365日営業しているわけではありませんので、365,000円分が160,000円で買えるわけではありません。しかし、生協食堂の年間営業計画は290日ということですので、29万円分の食事が16万円になる可能性があります。ということで、これは文句なくお得です。

 しかも、退学などで北海道大学を離れる場合には、残月分を返却してくれるそうですし、なんらかの理由で途中解約したいという場合にも、残金をある程度返してくれる制度もあります。特に最初の2ヶ月は、お試し期間ということか、利用金額を引いて全額を返却してくれるそうですから、とりあえず現金を用意できる人は申し込んでおくのがお勧めです。

 さらに、毎月利用レポートが届けられ、何を食べたのか、利用した食事の中の栄養価が知らされるというサービスはおもしろそうです。

 別に私は生協の回し者ではないのですが、このサービスは本当にお買い得だと思いました。しかし、逆の見方をすると、もしもほとんどの利用者が一所懸命毎日のリミットまで使うことに励んだりすると、このサービスを維持するのは生協としてはかなり苦しいことになるのではないかと心配にもなりました。

 チラシをよく見てみると、今回の募集が「第1期お申込受付」となっているのは、そうした生協側の心配の反映なのかと思ったりしております。

 ともかく、生協にも学生にもメリットが生まれて永続的に続いてくれるといいなと思わせてくれる、楽しい企画だと思いました。
# by stochinai | 2006-03-12 23:59 | 大学・高等教育 | Comments(5)
 私のiPodには、もちろんpodcastingばかりではなく、たくさんの音楽が入っています。たくさん入っているということは、気分によっていろいろと選べるということです。

 昔、ウォークマンにカセットテープやCDを入れて聞いていた頃は、違うアーティストの曲が聴きたいと思ったらテープやCDを交換しなければなりませんので、いくつかの予備を持って歩くなどなかなか大変でした。

 未来のある時点で自分がどのような気分になるかということは予測が付きませんので、突然聞きたくなった音楽ソースを持っているとはかぎらないものです。というか、マーフィーの法則そのままに持っていないソースの音楽が聴きたくなることのほうが多いものです。

 実際には我慢して次善のものを聞くか、聞かないかということになります。そんなことが続くと、だんだんと持ち歩くのも面倒になってきます。

 今使っている4G-iPodには、聞ききれないほどのpodcastingに加えて、CDアルバムが45枚分ほど入っています。このくらい用意してあると、かなりの自分の気分に対応ができます。

 この威力は実際に使ってみないとなかなかわからないかもしれませんが、たとえば自転車を走らせている時に突然雪が降り出して来るなどという状況は良くあります。そんな時に、すかさず中島美嘉の「雪の華」などをかけると、いきなり自分がテレビドラマの主人公になれちゃったりするわけです。

 個人の人生のバックグラウンドミュージックを入れてくれる装置だと考えると、ハイテク製品のiPodなのですが、かなり叙情的なしかけとしても機能してくれます。

 独りよがりではありますが、かなりいい気分になれます(^^;)。

#ただし勝手にドラマの主役を演じているオッさんを端から見たら、かなり気持ち悪いものかもしれません。気付かれないようにしなければ、、、、。
# by stochinai | 2006-03-11 18:07 | コンピューター・ネット | Comments(2)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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