2005年 10月 24日
ものすごい行動力
先の選挙ですい星のごとくに登場し、招待をもらったわけでもない自民党のブロガー会見に無理矢理入れてもらって、誰よりもたくさん質問し、誰よりもたくさん情報を公開してくれたGripBlogの泉あいさんが「取材をお休みします」というエントリーを書いています。
あれだけ突っ走ってくれば、そりゃあ燃え尽きることもあるでしょうし、お疲れさま少し休んでくださいというような気持ちで読み始めてみると、内容は全然違いました。
確かに、お金もなくなったし、精神的な不安も蓄積してきたということはあるようなのですが、今の状態を続けていっても未来はないと感じたようです。が、そこでただ落ち込んでしまうのが我々で、泉さんは逆に燃え上がったようです。
今後、私のようにインターネット上で取材活動をしていく人がいても、お金になる仕組みが社会になければ続けていくことは難しいでしょう。
その受け皿はないものだろうか。
この1ヶ月間、私は、インターネット上で収入を得られる仕組みをずっと考えていますが、既存のものではどこにも見当たりません。
そして、ひとつの結論に達しました。
ないのなら、自分で作っちゃえばいい♪
私のように学歴やスキルがなくても、修行を積んでジャーナリストになれる仕組みを持った報道機関を作るんだ!
なんという前向きな人なのでしょう。
泉さんほどの行動力があれば、フリーランサーとして大手の出版や報道の下で働くことも可能だと思われるのですが、どうやら今のジャーナリズムのあり方に対案を出そうと考えておられるようです。
報道メディア設立プロジェクト(草案)は、今は市民とジャーナリストを隔てる壁があり、「お互いがお互いの立場を必要と知りながら、交わることのない壁を作り続けている日本の報道の現状」を嘆き、インターネットというしかけを使って「ジャーナリストと市民がいつも双方向で意見や情報を交換できる『議論の場』を」作ろうという呼び掛けです。
この草案の中ではかなり具体的な組織の提案までされており、私のような素人がさらりと読んでしまうと「なるほどできたらいいかも」と思わされてしまうところもあるのですが、GripGlogさんのところにコメントを寄せられているプロの報道関係者の方々の中には懐疑的な方もいらっしゃる(多い?)ようです。
が、私はブログを書いている市民として、泉さんのこの情熱には心を動かされる何かを感じます。
お手伝いできることがあるのなら、サポーターになりたいと思います。日本のオルターナティブ・ジャーナリズムの中に生まれた泉あいという「宝」を育てることができないのなら、我々の存在は無になってしまいそうにも思えます。
既存のジャーナリズムにおられる心ある方、および新しいジャーナリズムの誕生を願っている「市民」の我々が、ある意味ではつたなく危なっかしい泉さんの情熱を形にするために力を貸す時が来たのではないでしょうか。
いま必要なのは彼女の動きを止めることではなく、情熱を前に進めるための建設的な提案なのだと思います。
あれだけ突っ走ってくれば、そりゃあ燃え尽きることもあるでしょうし、お疲れさま少し休んでくださいというような気持ちで読み始めてみると、内容は全然違いました。
確かに、お金もなくなったし、精神的な不安も蓄積してきたということはあるようなのですが、今の状態を続けていっても未来はないと感じたようです。が、そこでただ落ち込んでしまうのが我々で、泉さんは逆に燃え上がったようです。
今後、私のようにインターネット上で取材活動をしていく人がいても、お金になる仕組みが社会になければ続けていくことは難しいでしょう。
その受け皿はないものだろうか。
この1ヶ月間、私は、インターネット上で収入を得られる仕組みをずっと考えていますが、既存のものではどこにも見当たりません。
そして、ひとつの結論に達しました。
ないのなら、自分で作っちゃえばいい♪
私のように学歴やスキルがなくても、修行を積んでジャーナリストになれる仕組みを持った報道機関を作るんだ!
なんという前向きな人なのでしょう。
泉さんほどの行動力があれば、フリーランサーとして大手の出版や報道の下で働くことも可能だと思われるのですが、どうやら今のジャーナリズムのあり方に対案を出そうと考えておられるようです。
報道メディア設立プロジェクト(草案)は、今は市民とジャーナリストを隔てる壁があり、「お互いがお互いの立場を必要と知りながら、交わることのない壁を作り続けている日本の報道の現状」を嘆き、インターネットというしかけを使って「ジャーナリストと市民がいつも双方向で意見や情報を交換できる『議論の場』を」作ろうという呼び掛けです。
この草案の中ではかなり具体的な組織の提案までされており、私のような素人がさらりと読んでしまうと「なるほどできたらいいかも」と思わされてしまうところもあるのですが、GripGlogさんのところにコメントを寄せられているプロの報道関係者の方々の中には懐疑的な方もいらっしゃる(多い?)ようです。
が、私はブログを書いている市民として、泉さんのこの情熱には心を動かされる何かを感じます。
お手伝いできることがあるのなら、サポーターになりたいと思います。日本のオルターナティブ・ジャーナリズムの中に生まれた泉あいという「宝」を育てることができないのなら、我々の存在は無になってしまいそうにも思えます。
既存のジャーナリズムにおられる心ある方、および新しいジャーナリズムの誕生を願っている「市民」の我々が、ある意味ではつたなく危なっかしい泉さんの情熱を形にするために力を貸す時が来たのではないでしょうか。
いま必要なのは彼女の動きを止めることではなく、情熱を前に進めるための建設的な提案なのだと思います。
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by stochinai
| 2005-10-24 22:17
| つぶやき
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Comments(1)