5号館を出て

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 またまたシバレイさんのところで、重要なニュースが出ています。イラクで働きたければハローワークに行け???って、どういう意味だろうと読んでみると、ぶっ飛びました。

 元ネタは2005年3月28日(月)「しんぶん赤旗」のようです。「職業安定所に求人票 働く場所は戦地イラク 月50万円以上 元請けは隠す」は、とても衝撃的なニュースだと思います。

 記事によると、「二月二十三日、ハローワーク長崎が『就業場所』を『イラク』とする求人票を公開しました。長崎市内の会社からの求人でした。」

 「それによると、仕事内容は『土木工事の手元作業(水道工事、学校建設工事等)』。 ・・・・・・・・・・・・ 賃金は月に『五十万円~六十万円』。イラクまでの旅費、宿泊費は会社が負担し、保険については『元請け会社が民間保険へ加入する』としています。」

 他の求人では「給与は二週間で七十万円。イラクで二週間仕事をしたら、一週間は日本に戻るサイクルで、交通費・食費・宿泊費、作業服も発注者持ち。パスポートを取得することが条件でその経費も発注者が負担する」というのもあったようです。

 あれれっ?こういう仕事は自衛隊がやっているんじゃなかったでしたっけ??それにしても給料がいいですね。危険手当ってやつでしょうか。

 シバレイさんのページには、サマワ郊外の学校の修復現場の写真が出ています。「『自衛隊が修復している』とサマワの市役所で聞いて行ってみたのだが、実際に働いていたのはイラク人労働者達だった」とのこと。そうでしたか、自衛隊は働くんじゃなくて雇用をする側だったですか。だったら、数人で良くないですか。武器もなくてもいいんじゃないでしょうか。

 外務省は、日本国民に対してイラクからの退避勧告を出していますけれども、自己責任で行く人までは止めないということで、公営の職業紹介所でこういう求職があることには、特に指導したりしないんですね。不思議です。

 それにしても、大手マスコミはどんなにおもしろく重要だったとしても、赤旗のスクープ記事なんて追っかけないということなんでしょうか。ケツの穴が小さすぎません?
# by stochinai | 2005-03-30 20:30 | つぶやき | Comments(2)

スロージャーナリズム

 いつも情報提供と問題提起をいただいている「ネットは新聞を殺すのかblog」に、参加型ジャーナリズムの実験として、「スロージャーナリズム」をテーマとするブログ・ニュースサイト「慢報」が立ち上がるとの情報をいただきました。

 参加型ジャーナリズムへの一つの試案と実践というアイディアにも共感できるし、それを早速実践なさるということにも敬意を表したいと思います。

「ゆっくり考え、じっくり書く」ことの重要さを表す言葉として、
「スロージャーナリズム」を提唱したい。


 この2行は、私の琴線を確実に刺激してくれたのですが、つぎの一言で冷水を浴びせられた気持ちになりました。

「スロージャーナリズム」を掲げた記者OBたちによる発言の場が「慢報」である。

 こんなところにまで、古き良きマスコミ仲間の団結をひきずらなければならないものなのでしょうか。

 残念!

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追記:実は、「慢報」のMAOさんから素早く、ご丁寧なフォローをいただきまして、この件に関しては(予想通り)私の脊髄反射による早とちりだったような気がします。私も、MAOさんの言動に信頼を寄せておりましただけに、ちょっと感情的に乱暴なエントリーを投げてしまったことをお詫びしたいと思います。

 「慢報」の志はとても共感できるように思えますので、こらからは(おとなしく)楽しみに待たせていただくことにします。

 始動の暁には、私の持っている武器は歩兵銃だけなのでほとんど力にはなれませんが、できるだけの援護射撃はさせていただきたいと思っております。

 これからも、よろしくお願いいたします。
# by stochinai | 2005-03-29 20:18 | つぶやき | Comments(5)
 数日前に、娘さんを探している方がいらっしゃいますと書きましたが、解決したようです。

 「さきほど、つぐみは無事に帰宅しました。

 大事にならなくて、ほんとうに良かった。
# by stochinai | 2005-03-29 12:16 | つぶやき | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai