2005年 02月 21日
not only 受信料 but also 年金保険料
さきほどのニュースで国民年金の保険料を2年間以上払わない人の数が、2003年度末で過去最悪の440万人に達したと報道されました。
2003年度の国民年金の加入者は2208万人で、439万人は低所得で納付を免除された人や、学生で納付を猶予された人など制度に沿って保険料を納めていない人で、それを含めるとなんと加入者全体の約40%が払っていないことになるとのことで、これを破綻と呼ばずになんというのでしょうか。
一方、NHKの受信料不払いも、45万件に達するであろうということですが、3800万件の契約者数からいうと1点数%ですから、破綻とは言えないと思います。
それにもかかわらず、どちらが焦っているかというと、NHKのほうが焦っているように見えるのは、私の偏見ばかりではないと思います。
こういう状況に追い込まれて焦る、しかも国民の圧力に対して焦るというのはとても健全なことではないかと思います。つまり、NHKにはまだ改善の余地が感じられるのです。
それにひき替え社会保険庁のこの余裕の雰囲気はどうでしょう。ホームページでは「公的年金制度は絶対につぶれない。そのわけは‥‥」などという能天気な解説をしています。
40%もの不払いがあったら、すでに制度としてはつぶれているとみなさなければならないはずだと思いますが、その危機感がまったく感じられません。国民年金の不払いが増えているのは、まさしくすでにつぶれていることを見破られているということではないのでしょうか。
それともまだ、税金を注入してなんとかなると思っているのが、保険の経営側(国)の本音なのでしょうか。
この状況についてきちんと説明して、みんなが安心して保険料を納めるようにできないのだとしたら、そういう政府や官僚はお早めにお取り替えすることがよろしいのではないでしょうか。
2003年度の国民年金の加入者は2208万人で、439万人は低所得で納付を免除された人や、学生で納付を猶予された人など制度に沿って保険料を納めていない人で、それを含めるとなんと加入者全体の約40%が払っていないことになるとのことで、これを破綻と呼ばずになんというのでしょうか。
一方、NHKの受信料不払いも、45万件に達するであろうということですが、3800万件の契約者数からいうと1点数%ですから、破綻とは言えないと思います。
それにもかかわらず、どちらが焦っているかというと、NHKのほうが焦っているように見えるのは、私の偏見ばかりではないと思います。
こういう状況に追い込まれて焦る、しかも国民の圧力に対して焦るというのはとても健全なことではないかと思います。つまり、NHKにはまだ改善の余地が感じられるのです。
それにひき替え社会保険庁のこの余裕の雰囲気はどうでしょう。ホームページでは「公的年金制度は絶対につぶれない。そのわけは‥‥」などという能天気な解説をしています。
40%もの不払いがあったら、すでに制度としてはつぶれているとみなさなければならないはずだと思いますが、その危機感がまったく感じられません。国民年金の不払いが増えているのは、まさしくすでにつぶれていることを見破られているということではないのでしょうか。
それともまだ、税金を注入してなんとかなると思っているのが、保険の経営側(国)の本音なのでしょうか。
この状況についてきちんと説明して、みんなが安心して保険料を納めるようにできないのだとしたら、そういう政府や官僚はお早めにお取り替えすることがよろしいのではないでしょうか。
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by stochinai
| 2005-02-21 22:46
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