2006年 09月 12日
木更津にて
かずさアークというところで、国際 Xenopus meeting というアフリカツメガエルの研究者が一同に介した学会が開かれています。こんな私でも、いちおうは日本でアフリカツメガエルの研究者の集まりがあると声をかけられる存在ですので、来ています。というか、今回の会議では、広報委員という主催者側の一人として参加していることになっているのですが、準備段階ではオンラインでの協力以外はほとんど協力していませんので、こそこそと参加させていただきました。そうしたら、参加証にはでかでかと staff と赤バックで書かれていまして、恐縮の行ったり来たりです。しかし、最初のコーヒーブレークでは、そのネームカードを見てどこか外国の方がトイレはどこかと聞いてくださいましたので、いちおう主催者側の一人としての面目は保てました(ホントか?)。
冗談はさておき、ここ木更津はすごいところです。木更津キャッツアイとかいうテレビドラマや映画がはやっていて地名は有名なところのようですが、ただの地方都市です。それが、さらに有名なウミホタルを通るアクアラインで、羽田からわずか30分ちょっとでついてしまうのですから、それもまたすごいことです。
ぶれてますがアクアライン海底道です。
あっという間に、木更津です。

学会参加者はおおよそ日本人100名に外国人200名というところなのだそうで、千葉の信じられないような山奥に作られた未来都市である、かずさパークにはなかなかお似合いのシュールな集会になりました。
私は、自分が特にアフリカツメガエルを使った研究に特化している存在であるというふうには思っておりませんですので、この学会にはそれほど強い帰属意識はないのですが、それでも何年かに一度お会いするノーベル賞をもらってもおかしくないと言われているトロント大学に長くおられる日本人のM先生とか、数年前に会ったきりで研究分野が少し離れてしまって疎遠になっていたロチェスター大学のJRさんとか、10年くらい前に研究分野が重なっていて交流のあったMFさんの研究室にいて、今回初めて会った日本人のYOさんとか、次々といろいろな人に出会ったり再会してしまうのが学会のおもしろさです。
こうして学会で研究発表を聞いていると、ほんとうにまじめに研究の批判をやりあっていれば。「ねつ造」などということなど入り込む余地はないと強く感じられます。結局、ねつ造が起こるということ自体がその分野の学問が崩壊し始めていることを意味しているに違いないとしみじみと感じながら、エキサイティングな発表を聞いていました。
研究というものが、この学会で感じられる興奮のレベルでとどまっていれば、不幸な事件など起こるはずはないと思えるものの、その後の懇親会の話題でも最後にはやはり世界のどこにでもあるアンフェアな状況の暴露合戦になってしまうことを顧みると、今日本で起こっている問題の根元には、グローバルな問題と日本独自の伝統的問題がからみあったかなり複雑な状況があることを再認識させられてしまいました。
さて明日の朝は6時半のバスに乗らなくてはならないようです。田舎での学会も大変です。
冗談はさておき、ここ木更津はすごいところです。木更津キャッツアイとかいうテレビドラマや映画がはやっていて地名は有名なところのようですが、ただの地方都市です。それが、さらに有名なウミホタルを通るアクアラインで、羽田からわずか30分ちょっとでついてしまうのですから、それもまたすごいことです。
ぶれてますがアクアライン海底道です。

あっという間に、木更津です。

学会参加者はおおよそ日本人100名に外国人200名というところなのだそうで、千葉の信じられないような山奥に作られた未来都市である、かずさパークにはなかなかお似合いのシュールな集会になりました。
私は、自分が特にアフリカツメガエルを使った研究に特化している存在であるというふうには思っておりませんですので、この学会にはそれほど強い帰属意識はないのですが、それでも何年かに一度お会いするノーベル賞をもらってもおかしくないと言われているトロント大学に長くおられる日本人のM先生とか、数年前に会ったきりで研究分野が少し離れてしまって疎遠になっていたロチェスター大学のJRさんとか、10年くらい前に研究分野が重なっていて交流のあったMFさんの研究室にいて、今回初めて会った日本人のYOさんとか、次々といろいろな人に出会ったり再会してしまうのが学会のおもしろさです。
こうして学会で研究発表を聞いていると、ほんとうにまじめに研究の批判をやりあっていれば。「ねつ造」などということなど入り込む余地はないと強く感じられます。結局、ねつ造が起こるということ自体がその分野の学問が崩壊し始めていることを意味しているに違いないとしみじみと感じながら、エキサイティングな発表を聞いていました。
研究というものが、この学会で感じられる興奮のレベルでとどまっていれば、不幸な事件など起こるはずはないと思えるものの、その後の懇親会の話題でも最後にはやはり世界のどこにでもあるアンフェアな状況の暴露合戦になってしまうことを顧みると、今日本で起こっている問題の根元には、グローバルな問題と日本独自の伝統的問題がからみあったかなり複雑な状況があることを再認識させられてしまいました。
さて明日の朝は6時半のバスに乗らなくてはならないようです。田舎での学会も大変です。
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by stochinai
| 2006-09-12 23:52
| 生物学
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Comments(3)







