5号館を出て

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 tsurezure-diaryさんのエントリー「なんとまあはじかれ同盟」で知ったのですが、「キッズgooはじかれサイト同盟」なるサイトがあるのだそうです。

 tsurezure-diaryさんがはじかれるくらいだから、私もはじかれるだろうと思ってためしに自分のサイトを入れてみたところ、案の定でした。

「ごめんね。ページがひょうじできませんでした。」

キッズgoo上では、検索結果からジャンプするページを表示する際、プログラムにより表示を制御(フィルタリング)しています。このため、ページによっては、キッズgoo上で表示されない場合がございますのでご了承ください。
 は~、さようでございますか。

 それにしても、特定の記事とかならわからないでもないですが、サイト丸ごとというのはちょっとショックですね。
キッズgooの検索(けんさく)サービスには、フィルタリングという機能(きのう)がついているんだ。 43億(おく)ものデータの中(なか)から、安全(あんぜん)なページだけが出(で)てくるように 検索(けんさく)した時(とき)にチェックしてるよ。これで安心(あんしん)していろんなことをしらべられるね。

 5号館のつぶやきは、光栄なことに「危険サイト」と認定されたようです。

 でも、ひょっとするとサイトではなく「5号館のつぶやき」という言葉があまりにも刺激が強すぎるということかもしれませんので、その点をチェックするために「けんさく」してみます。
「 5号館のつぶやき 」の検索結果 を 11100 件発見!
 お~、すごい。

 当然ながら、我がサイトのエントリーは表示されないのですが、「5号館のつぶやき」のワードそのものが排除されているわけではないようです。「Freelancer Like Croton Leaves」さんとか、「科学技術コミュニケーターになりたい」さんとか、もっと怪しげな(笑)「幻影随想」さんとか、「永井俊哉ドットコム」さんとか、まあこれは大丈夫だと思われる「つたえるたまご」さんとかのエントリーはふりがなまで振って表示してくれます。

 と、ここまで来てあることに気が付きました。幻影随想さんには、許可されているエントリーと不許可のエントリーがあるのです。

 「幻影随想: 科学知識とメディアリテラシー」はOKですが、
 「幻影随想: 100匹目のサルの嘘」はダメです。

 う~ん、結構おもしろい。何を根拠にフィルターしているのでしょう。ふと気付いて、上で許可されたサイトを再チェックしてみました。つまり、特定の記事が表示されている状態で、ブログ名をクリックしてメインページにいってみようと試みたのです。

 そうすると、なんと「永井俊哉ドットコム」さんはOKだったのですが、他は「つたえるたまご」さんまでも含めて全滅になってしまいました。

 なるほどね~、ひとつでもダメな記事があるサイトは丸ごと表示は拒否ということなのではないかと思われます。

 もちろん機械的にやっているので、裏をかいて変な表示をさせることも可能なようで「キッズgooはじかれサイト同盟」からリンクされている「子供にわいせつ、キッズgoo」には、映画のサイトではありますがとても教育的とは言えないページをふりがなつきで表示させるという嗜虐的な結果が暴露されています。

 まあ、子ども関係とは言え自分の知らないところで、自分のエントリーが許可されたり不許可になったりしているのは、いい気分のするものではありません。

 いちおう、ご報告まで。
# by stochinai | 2006-04-12 20:57 | コンピューター・ネット | Comments(9)
 最近、クジラと高速船(水中翼船)の衝突事故が相次いでいます。

 時速80キロでぶつかっても、相手が動物だから船にそれほどの被害が出ないのだと思いますが、陸上で車が時速80キロで縁石などにぶつかった場合には死傷者が出ても不思議はないと思います。ということは、ぶつかったクジラやイルカは瀕死の重傷を負っているのではないでしょうか。それにもかかわらず、ニュースがその件について言及するのを聞いたことがありません。

 もちろん乗客が怪我をしているので、それはそれで大変なことだと思います。水の上を飛ぶように走る水中翼船では、飛行機と同じようにシートベルトをすることが義務づけられていたと思うのですが、それが徹底されていたのでしょうか。もしも、シートベルトをしてなかったことで受けなくても良い怪我で負傷してしまったということならば、それは水中翼船運行者の安全保護義務ということにならないのでしょうか。どうも、そのあたりの追求が甘いような気がするのは、今まで取り締まってこなかったからということが理由でしょうか。

 最近は、普通の道路を走る車でもシートベルトをしてないと罰せられるようになっています。空を飛ぶ航空機でも、席を離れる時以外はシートベルトを着用し続けるようしつこく勧告されるようになっています。これだけ、衝突事故が頻発するようになったのですから、水中翼船でもシートベルト着用を徹底させるべきだと思います。

 一方、クジラやイルカには交通信号も示されませんし、いきなりぶつかられるのですから、大きな被害を受けるのは避けられないと思います。大けがをしていると思うのです。もちろん、こういう場合に人命優先は仕方のないことですから、クジラやイルカの怪我の手当をしろとまでは申しませんが、負傷の状況くらいは確認できるかぎり報道して欲しいものです。

 人は、もともと鳥のものだった空を飛行機で侵略することで、たくさんの鳥と衝突事故が起こっています。鳥は小さいので、飛行機が深刻な被害を受けることはほとんどありませんが、毎年かなりの数の鳥が殺されていることは間違いないことだと思います。また、最近では風力発電のプロペラに巻き込まれて死ぬ鳥も多いと聞きます。

 もちろん、道路ではおびただしい数の昆虫、カエルやタヌキ・キツネ、場合によってはシカなどの大型動物も交通事故で殺されています。

 水中翼船ほどではないにしても、海の中を行く船や潜水艦のスクリューに巻き込まれて死ぬ動物もたくさんいるのではないでしょうか。

 我々の文明が人の幸せを優先してしまうのは仕方がないと思いますが、動物たちをどんどん殺して人の住みやすい環境を作っているつもりのはずが、いつのまにか動物たちと同じように人間自身が殺されてしまうというようなこになってしまうということは、公害や薬害、交通地獄などという名前でさんざん経験してきたことです。

 先ほど、北海道でのスズメ大量死ばかりではなく、東京でもハトが大量死しているというニュースが流れました。人間が幸せになろうとした営みによって殺されたのではないことを心から祈りたい気分になります。

【追記】
 12日のニュースで、水中翼船でもシートベルトを義務化することを国交省が検討している、と言っていますので、すでに義務づけられているという私の理解は誤解だったようです。
# by stochinai | 2006-04-11 22:07 | つぶやき | Comments(31)

姑息な手段

 今回は敢えてソースを出さずに書いてみたいと思います。

 数日前のニュースで北海道のどこかの小学校の入学式で、先生には椅子が用意されていなかったということが報道されていました。

 小学校の入学式ですから式の時間も短いでしょうし、私の記憶をたどってもそうした式の時には先生は座る暇などないほとどにいろいろなことをやりますので、椅子などに座ってはいなかったような気もします。

 しかし、その記事では昨年までは確かにあった椅子を、校長先生の意図でなくしたと書いてありました。

 「入学式、校長先生、先生」とくれば、話題はひとつ君が代・日の丸問題です。

 その校長先生は、君が代演奏及び斉唱の時に教員が起立しないようなことがあると困ると思ったらしく、最初から椅子がなければ起立するかしないかなどという問題も起こらないと考えたようです。つまり、椅子がなければ、君が代斉唱の時にすべての教員は起立していたと記録(報告?)することができるというわけです。

 この記事を読んで、軽いめまいを覚えました。

 確かに、この作戦を企画した校長先生は「頭が良い」人なのだと思います。しかし、その頭の良さはとんちクイズを解くというようなことに頭が回るという意味であって、教育者としてあるいは管理者として優秀かと言うと、まったくそのようなことはないと思います。

 というより、教育者・管理者としては不適格だと言わざるを得ないと思います。(記事のように、教員を起立させるためだけに、椅子を用意しなかったということが事実であるならば、です。)

 この話を聞いて思い出した笑い話があります。

 ある夫婦の家に強盗が入りました。夫をしばりあげ、床に小さな輪を描いて「ここから一歩でも出たら殺すぞ」と脅しながら、奥さんに乱暴を働いた後、満足したのかそれ以上のことはせずに立ち去りました。奥さんは泣きながら、夫の縄をほどいたのですが、夫はニヤニヤと笑っているのです。「私がこんなにひどい目にあったのに、あなたはどうして笑っていられるのよ」と問いただしたところ、夫が笑いながらいうには「あの強盗は、俺がこの輪の中から足を出したのに気が付かなかったんだよ」と勝ち誇ったように言ったといいます。

 この後、この夫婦はどうなったかは言わずもがなですね。

 上の小学校の校長先生と先生方の関係がどうなるかも、言わずもがなだと思います。

 どうして、こんなとんち教室みたいな人が校長先生になれちゃうんでしょうか。

【追記】
 マルセルさんが、トラックバックできないとおっしゃるので、それならとこちらからトラックバックしてみます。
# by stochinai | 2006-04-10 22:20 | 教育 | Comments(16)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai